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当組合では、2018年8月30日に三重県で第1回目となる介護事業者様向けセミナーを三重県総合文化センターで開催いたしました。

 

今回のセミナーでは当組合職員による外国人技能実習制度の歴史と現状、技能実習生受け入れについての説明に加え、ベトナム送り出し機関のBATIMEX社にお越しいただき、ベトナム送り出し機関の現状を報告していただきました。

 

 

 

当組合職員による外国人技能実習制度の説明

 

 

 

外国人技能実習制度の歴史と現状

当組合職員 小島良明から外国人技能実習生の歴史と現状について資料に沿って説明させていただきました。

技能実習制度をめぐっては、長時間過密労働、最低賃金の賃金支払い、人身の自由の拘束などの違法行為が指摘されていました。そこで国際的な批判を受け、昨年11月に実施された「技能実習法」で制度が全般的に改められました。

また、EPA制度について日本はフィリピン・インドネシア・ベトナムと協定を結んでおり、介護福祉士の資格を取得することを目的とし、4年間で介護福祉士の資格に合格しないといけないかなりハードな制度である説明もさせていただきました。EPA制度はハードルが高い分、受け入れが厳しいですが、技能実習生に関しては基本的に申込さえすれば人材は確保できるなど、両制度を比較しての説明もさせていただきました。 

 

 

 

ベトナム送り出し機関からの報告

BATIMEX社からレ・アン・ヴー様にお越しいただき、BATIMEX社の会社概念やベトナム人実習生の教育方法など詳しく説明していただきました。

当組合職員からレ・アン・ヴー様に対して質疑応答の時間では、日本に来て苦労した事、日本に来る前、来た後の日本の印象などお答えしていただきました。

 

 

 

 

当組合の介護職外国人技能実習生の受け入れについて

当組合職員 小島良明から技能実習生の受け入れについて詳しく説明をさせていただきました。

実習生の受け入れについての基本的な流れや、監理費の説明に加え、入国後には当組合主催の日本語道場にて日本のマナー・知識等の研修を行わせていただく予定である説明をさせていただきました。

また、ベトナム政府の規定では、日本の監理団体は3社の送出し機関と協定を結ぶことができるとされています。現在、介護についての許可がベトナム送り出し機関268社ある中13社しか下りておらず、6月に6社、8月に7社認可が下りました。

当組合が協定を結んでおりますVINAMEX社も8月に認可が下り、今回のセミナーにお越しいただきましたBATIMEX社とも前向きに検討をしていく状況であり、2社目、3社目とも協定の締結の検討をする方針である報告をさせていただきました。