滋賀県(彦根市)第3回 介護事業者様向けセミナー開催しました。
活動報告当組合では、2018年5月24日に滋賀県で第3回目となる介護事業者様向けセミナーを彦根市 ひこね市文化プラザで開催致しました。
今回のセミナーでは当組合理事 秋山吉則による外国人技能実習制度の歴史と現状、当組合職員による技能実習生受け入れについての説明に加え、ベトナム送り出し機関より、BAO SON労働者派遣有限会社にお越し頂き、ベトナム送り出し機関の現状をご報告して頂きました。
BAO SON 労働者派遣有限会社より現状報告
外国人技能実習制度の歴史と現状
技能実習に関しての制度の沿革やあらましについて、この制度の目的は日本で開発された技術、知識を発展途上国の移転に図り、開発途上国の経済発展を担う人づくりに協力することを目的としています。1993年から始まった技能実習制度は、2009年に技能実習が法律に定められ、現在の制度が確立されました。技能実習生を巡っての問題が多発した際、改正で厳しい基準が打ち出され、2017年11月に技能実習法が成立し、新たな制度で再スタートしたなど制度の歴史についてもご説明させて頂きました。
ベトナム送り出し機関からの報告
今回、ベトナム送り出し機関からはBAO SON 労働者派遣有限会社 キム・ティエン・フォン様と長野県で実習経験のある元実習生のチュウ様にお越し頂き、BAO SON労働者派遣有限会社の会社概念など詳しくご説明して頂きました。また、お越し頂いた事業所様から元実習生の方に対して今回も質疑応答の時間を設けさせて頂きました。日本の事はどう思っているのか・日本人社員と上手く話せる様になるまでにかかった時間などの質問を頂き、回答して頂きました。また、日本語は上手く書けるのか?という質問に対しては実際に名前を日本語で書いての回答をして下さいました。
当組合の介護職外国人技能実習生の受け入れについて
当組合職員 隠岐真二から技能実習生の受け入れについて詳しくご説明をさせて頂きました。選考の際、スカイプなどで事前にネット会議をしてから現地での面接をするなど実習生の受け入れについての流れや、管理費、入国後には当組合主催のマナー研修が毎月2回開催される事などもご紹介させて頂きました。