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当組合では、2018年6月7日に事業拡大の為、岐阜県で第1回目となる介護事業者様向けセミナーを岐阜市 じゅうろくプラザで開催致しました。

 

今回のセミナーでは当組合理事 秋山吉則による外国人技能実習制度の歴史と現状、当組合職員による技能実習生受け入れについての説明に加え、ベトナム送り出し機関より、BAO SON労働者派遣有限会社にお越し頂き、ベトナム送り出し機関の現状をご報告して頂きました。

 

 

BAO SON労働者派遣有限会社より現状報告

 

 

外国人技能実習制度の歴史と現状

技能実習生を巡って問題が多発した為に国際的な批判を受け、2017年11月に施行された「技能実習法」で制度を全般的に改め、実習生の保護が盛り込まれました。また、技能実習は国が制度を作ったが、実際に行うのは民間であり、運営も民間に任されています。その為に実習生受け入れに関しての国の補助、助成金の制度は無いという課題があります。ですが、日本の企業が外国人職員を迎え入れる事により、日本人職員に国際的な視野・感覚を持たせる事ができます。職場の活性化や実習生を毎年受け入れる事により企業内での職員集団を形成する事となり、技術の継承をはかることが出来るなど多数メリットがある事についてもご説明させて頂きました。

 

 

ベトナム送り出し機関からの報告

今回、BAO SON労働者派遣有限会社から日本で3年間の実習経験のある元実習生のホアン・ティ・ト・チン様にお越し頂き、主に当組合職員、お越し頂いた事業所様から元実習生に対して質疑応答の時間とさせて頂きました。実習期間中に苦労したことや、どの様な勉強法で日本語を覚えていたのか、など多数の質問に対して日本での経験をお答えして頂きました。

 

 

当組合の介護職外国人技能実習生の受け入れについて

当組合職員 隠岐真二から技能実習生の受け入れについて詳しくご説明をさせて頂きました。当組合はベトナムの送り出し機関と協定を結んでおり、ベトナムから実習生を受け入れます。

なぜベトナムから実習生の受け入れなのかという疑問点につきまして、EPAの介護福祉士国家試験の合格率がインドネシア、フィリピンの倍以上高い合格率を誇ることからベトナムとの協定を結んでおります。その他に送り出し機関や受け入れの流れについてもご説明させて頂きました。